共用部保険の問題点
皆さんが居住するマンションでも、きちんと保険には加入していると思います。
でもその内容は本当に問題がないでしょうか?
ここでは、よくある問題をいくつか挙げてみましょう。
現状、殆どの管理組合で「火災保険(掛捨もしくは積立)」「施設賠償責任保険」は必ず加入しており、最近では「個人賠償責任保険」にも加入するケースが増えております。
ここで、それぞれの保険について、簡単にご説明しましょう。
- 本当に必要な保険に加入していない。費用対効果を考えると、不足もしくは無駄がある。
例えば、「機械保険」は本当に必要ですか?
- 同じ種目の保険でも、加入している保険は適切ではない。
例えば、まだ「住宅火災保険」ではないですか?
- マンションのニーズに適していない。
例えば、「個人賠償責任保険」は付保されてますか?
- 適切な保険金額でない。
例えば、算出根拠となる数字・数式は適切ですか?
- 万が一の事故の際、十分な保険金が支払われない。
例えば、水漏れ事故の場合も補償されますか?
- 保険料が妥当ではない。
例えば、積立保険等を検討する必要は?
などなど、チェックのポイントはいくつもあります。
具体的なチェック方法は?
では。ここで具体的なチェックの方法のいくつかをご紹介しましょう。
まずは、共用部分の保険証券をお手元に準備して、現在加入している保険の内容を洗い出し、正しく付保されて
いるかを確認します。
- まずは全ての契約は管理組合名でなされていますか?
理事長が決定するまでの間、管理会社の名前で加入することが多く、理事長が選出されても変更しないケース
がありますので、要注意です。管理会社名の場合には すぐに変更しましょう!
- 次に 火災保険。
・保険証券に記載されている面積・構造等に誤りはないかの確認をしましょう
→時々、竣工前の数値が書かれていることがあり、その後の変更が反映されていない場合があります
・補償内容と、保険金額の確認をしましょう
→総合的な保険に加入しているか。保険金額の算出根拠となる数値は現状にあっているか調べましょう
- つづいて、施設賠償責任保険。
・保険証券に記載されている面積・構造等に誤りはないかの確認をしましょう
→時々、竣工前の数値が書かれていることがあり、その後の変更が反映されていない場合があります
・算出根拠の面積に、必要な箇所が含まれているかの確認をしましょう
→マンションの敷地内にあるマンションの棟以外の共用設備が含まれていないケースもあります
以上は一般的なチェック方法であり、実際には各マンションによって異なりますので、ご注意下さいね。
その他、加入済みの保険が実際には必要か否か、更に加入すべき保険はないのかの確認も必要です。